35歳になって、貯金が底をついた。
貯金と言ってもお金の話じゃない。
例えば、
・スポーツで鍛えた筋力とかスタミナみたいな体力
・学校で覚えた英単語が全然思い出せない
・若いころに勉強して取った資格の内容を忘れちゃっている
・業界の最新知識が全然わからない
というような、若い時に自己投資として蓄えてきたもの。
そういうものが失われて、既にツケを払い始めてる段階に来てる、と唐突に自覚した。
キッカケはサイクリングしたこと。今までと同じパフォーマンスが出ない。それと、今までであれば、多少キツイ時、さらにもう限界というところまで思いっきり漕ぐことができた。でもこないだはそれができなかった。これ以上やったら限界が来るな、というところでそれ以上は頑張れなかった。
キッカケは自転車だったけど、最近の生活の色々なところで何かモヤっと感じていたところではあった。
ある意味では大人になった、ということでもある。限界までやってしまったら、他のことに支障が出るワケでセルフコントロールできるようになったとも言える。でも、多少の無理ができる状態でないと現状維持も難しい。無理をするには基礎力が必要で、でも無理ができないから基礎力が落ちていくという負のスパイラル。
まぁ、窓際族としては正しい姿かもしんないけど、色んなものごとを過去の貯金を食いつぶしながら惰性でこなすようになっていたのかなと。リソースを家事育児に傾けすぎたのかもしんないし、単にやる気が無かっただけかもしんない。
体を鍛える、でもいいし、勉強する、でもいいのだけれど、改めて財産を作っていく活動をしないと、個体として劣化して維持できなくなりそう。ある程度のところで修復しないと、取返しつかないしね。
ブログを続ける、なんてのもそういうプラスになる活動の一つ、かもしんない。いつも3日坊主になっちゃってるけどね。