最近、勇者はビアンカの言うことを聞かないらしい。
特に、帰宅時の手洗い。前は帰ってきたら、自分で靴下を脱いで、洗面所の脱衣カゴに自分で入れて、風呂場の椅子を出して洗面台にセットして、自ら手を洗い、椅子を風呂場に戻し、タオルをタオルかけから引きずり降ろして手を拭いていた。
しかし今は。
「やーだー!」
以上。
今日はビアンカに予定があり、久々に窓バンドがお迎えに行った。一緒に帰る道中、「今日はママがいないから、帰ったら自分で手洗って、ごはん食べて、パパとお風呂と寝んねだからねー」と言い聞かせしたけど、「やーだー」の返事。。。イヤイヤ期って大変だなぁ。勇者ももうすぐ2歳。魔の2歳児恐ろしい。
まぁ手洗わなくても死なないから(風邪は引くけど)いいかぁと諦めモードで帰宅。ダメ元で声をかける。
「さぁ、手洗おう!」
「やーだー!」
「やーだー!」と叫びながら洗面所に掛けていく勇者。あれ?
靴下脱いで椅子をセットし始める勇者。あれあれ?
全然問題ない。超イイ子じゃん?なんで?
窓:「どうしたん?超イイ子じゃん?お兄さんになったの?」
ハニカム勇者。
窓:「あー、さては、いつもママには甘えてワガママ言っちゃってるのかなー?わざと言うこと聞かないのかなー??」
小悪魔な勇者。「バレちゃった?てへぺろ~」みたいな顔してリビングに走り去っていった。
そうですか、そういうことですか。言うことを聞けないんじゃない。わざと聞いてない。ママにかまって欲しいのねぇ。
実は、子供が言うこと聞いてくれなくて怒ってるママ、けっこう見かける。
それこそ、保育園の玄関先で、「何ノロノロしてんの!早く靴履きなさい!!」とか。
仕事から慌てて帰ってきて、夕飯、寝かしつけが待ってて、物凄く気持ちわかるけど、もし原因がママにかまって欲しいからだとすると、怒っても効果無いってことになるよな。
余裕があるならかまってあげてね、って言うのは簡単だけど、なかなかそんなに余裕ないのもわかるところだし。たまに「パパが余裕ある感じで子供の面倒見てるのがイラっとくる」っていう意見が飛んでくる理由が良く分かった。ママ相手にはかまってちゃん。パパ相手なら良い子ちゃん。パパには絶対にわからないママの苦労があるのね。
パパにできることは何かあるのかなぁ?自称イクメンのくせに、ママお疲れさま、って労うくらいしかできないのかなぁ。。。ビアンカに聞いてみるか。
それにしてもさ。
パパにはかまって欲しくないの!?
↓↓パパはかまいたいのに↓↓