共働きSEは今日もイクメンと窓際の狭間

35歳。時短勤務中の共働きSE。イクメンだが窓際族。育児、語学、移住計画(NZ?)、機械学習、FXなど。アドセンス貼ってるよん。

SEってそもそもなんなの??

時短勤務について書く上で、そもそもどんな仕事してるのかわからなかったら、伝わるものも伝わらないよね。

ということで、今回は仕事紹介を。

「SEです。」
「あー、残業多いんでしょ?」

もうテンプレ化しちゃったやり取りなんだけど、そもそもSEって物凄く幅広くて色んな人がいるのよね。公務員に市役所職員、学校の先生、消防士っていう全然違う職種の人がいるくらいには広い。

俺は所謂「ユーザー系SIer」。なんのこっちゃ。System Integrater、略してSIer。かいつまんで言うと「企業が使うシステムの開発案件を受託してお金をもらう会社」。例えば会計システムとか人事システムとか物流システムとか、そういうものを作っている人たち。SIerではない人たちには、例えば「組み込み系」(スマホや家電のプログラムとか作る人)とかがいる。「ユーザー系」とは、「どこかの企業のグループに属するIT会社」のことで、基本的には親会社やグループ会社のために働く。ユーザー系Slerの他にSEが働く場所は「情報システム部」、「ITコンサルタント」、「独立系Sler」がある。物凄く大雑把に言うと、情報システム部にコンサルタントが入れ知恵してユーザー系に発注して独立系が下請け・派遣して、なんてのがよくあるパターンだったりする。

そして俺はというと「Webアプリ開発」をしている。親会社が業務で使いたいシステムをゼロから作って本番リリースまでもっていく(よく言うプロジェクトとはこの案件の単位のこと)のが仕事。このユーザー系SIer、自分のグループのために働くので、「グループ各社のためのパソコン、携帯電話、ネット環境などのインフラ整備」、「作ったシステムの維持管理」が主なミッション。そしてそこで成果を出したやつは晴れて親会社の情報システム部門に出向する。実は受託開発はほんの一欠けらで、会社の中では亜流部隊なのだ。

さてこのプロジェクト、規模はマチマチだが俺は5人くらいのプロジェクトが多い。SEというと「リッチマン&プアウーマン」のツンデレ小栗旬のようなスーパープログラマが一人で何かやるイメージが強いが、実際はチームプレイなのだ。恋ダンスの津崎さんのイメージに近い。マネージャーがいればリーダーもいてベテランもいてベテランもいてベテランもいて若手がいない。亜流部隊なので新人が配属されないのだ、という愚痴はさておき、プロジェクトメンバーはみんなSEだが、実際の肩書きは全然違う。

PM(プロジェクトマネージャー)・・・プロジェクトの責任者。対顧客の折衝からスケジュール管理、メンバーのコントロールまで、全て行う。
PL(プロジェクトリーダー≒開発リーダー)・・・PMの下で、システムの仕様について取り仕切る。
SE(SEの中にSEというランクがあるからややこしいよね)・・・設計が上手くできたり業務知識が多かったりするメインメンバー
PG(プログラマ)・・・SEが設計した設計書からどういうプログラムを作ったらよいか考えたり実際にプログラミングする技術屋。
コーダー・・・PGが考えたプログラミングにそってプログラムを起こす人。日本語をプログラムに翻訳する人。主に新人。
テスター・・・テストだけする人。スケジュールが遅れたりバグだらけになってしまったプロジェクトの後半で大量投入される人たち。

俺は今、PMとPLの間。PLやりつつPMのお勉強中だが、いかんせんコミュ障気味なのでPM業務がキツい。部署では若いほうなので、チームメンバーは先輩社員や派遣の人(主に年上か中国人)が基本。チーム内では一応No.2なので、客にヒアリングしたりメンバーに色々ポイポイしたりそのレビューしたりするのが仕事(偉そう)。

物凄く長くなって疲れたので一旦お仕舞。

お付き合いThanks!
あでゅーノシ

 

こんな背景を踏まえて、どうやって時短勤務するのか、ってことを書いたら誰かの参考になったりするかなぁと思うんだけどね。
てかブログってこんな内容でよいのかなぁ。みんなは「ウチの子がこんなことしてかわいかったんだキラキラ☆ミ」って育児っぽいこと書いてるのになぁ。